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?お部屋でレッスン!?“α”で学ぶデジタル一眼カメラの基礎講座

レッスン 3 一瞬を止めてみよう
キーワード:Sモード 高速シャッター

スポーツ観戦、子どもの運動会や遊ぶ姿、ペットなど動きのあるシーンで撮影することも多いでしょう。そんなシーンをブレずに撮りたいと思ったときは「S(シャッタースピード優先)」モードを使います。

 

「S(シャッタースピード優先)」モードは自分で「シャッタースピード」を決めることができ、それに合わせてカメラが「絞り」を自動で決めてくれます。速いシャッタースピードで撮影すれば、動く被写体でもブレを抑えてかけがえのない一瞬を撮ることができます。

このレッスンで用意する被写体

※何も無い場合はコインをヒモでつるし振り子のように揺らしても良い

おもちゃのバランスボール、振り子時計、メトロノーム、赤ちゃん用おもちゃのメリーゴーラウンド

カメラの設定

α Aマウントの場合(※)

ステップ 1

モードダイヤルを回転し「S(シャッタースピード優先)」 に合わせます。

液晶モニター画面も連動しています。また、機能の説明もあるので確認すると良いでしょう。

ステップ 2

コントロールダイヤルを回すと、シャッタースピードが変化します。

モニターの下部に表示されるシャッタースピードをなるべく速め(1/250以上)にしてみましょう。

α Eマウントの場合(※)

ステップ 1

「ソフトキーA」を押すとメニューが現れます。その中から、コントロールホイールを回転したり上下左右を押したりして画面上にある「撮影モード」を選び、 コントロールホイール中央の「ソフトキーC」を押して決定します。

コントロールホイールを回転し S(シャッタースピード優先)モードに合わせます。液晶モニター画面も連動しています。また、機能の説明もあるので確認すると良いでしょう。

ステップ 2

コントロールホイールを回転して、液晶モニターの下部に表示されるシャッタースピードをなるべく速め(1/250以上)にしてみましょう。

※ Aマウントはα57、EマウントはNEX-F3の例。機種によって操作方法が異なります。詳しくは、ご使用の機種の取り扱い説明書をご覧ください

カメラと被写体の距離

※作例写真の撮影条件

バランスボールは小さいので30cmぐらいまで近づいて撮りましょう。背景には黒いスーツなど暗い色の物を置くとブレの様子がよく分かります。

撮影してみよう

おもちゃのバランスボールを左右に大きく揺らします。揺れるボールが振幅の中央付近に位置したときに撮影してみましょう。(左右に振り切った一瞬はボールが止まるので練習になりません。)シャッタースピードを徐々に速くして止まる瞬間を探してみましょう。

◇ 動きが止まる ◇

シャッタースピード: 1/400
斜めにボールが止まりました。

◇ 動いている ◇

シャッタースピード: 1/10
大きくブレています。

できるだけ速いシャッタースピードで撮れれば、動く被写体はブレが少なく撮ることができます。動く被写体のスピードで違いますが、コツをつかめばすぐにできます。うまく撮れるようになったら、運動する子どもや飛び跳ねるペットなどいろいろ試してみると良いでしょう。