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?お部屋でレッスン!?“α”で学ぶデジタル一眼カメラの基礎講座

レッスン 17 不自然な影を消したい
キーワード:フラッシュ バウンス

内蔵フラッシュや外付けフラッシュで、被写体に直接光を当てるときにフラッシュで生じる影が不自然に感じることがあります。そんなときは外付けフラッシュを使った「バウンス」撮影に挑戦してみてください。

室内の家族や友人たちとのスナップ写真、記念写真に効果を発揮します。またちょっとした小物を撮るときにも使ってみてください。直接のフラッシュよりも柔らかく、きれいに撮れます。フラッシュの「バウンス」撮影で、みんなが驚くすてきな写真を撮ってみましょう。

このレッスンで用意する被写体

子どもや家族、 地球儀、やかん、花、ぬいぐるみ(・・・影が目立ちやすい物)

カメラの設定

α Aマウントの場合(※)

ステップ 1

外付けのフラッシュをカメラに装着します。後ろから差し込めば自動的にロックします。

フラッシュ HVL-F43AM

フラッシュ発光部を上方向に向けます。このとき撮影する角度を考慮して上方向、バウンスさせる方向に向けます。

α Eマウントの場合(※)

ステップ 1

スマートアクセサリーターミナルの蓋を開け、外付けのフラッシュを差し込み下部についているネジで締めます。

フラッシュ HVL-F20S

電源はカメラからの供給で、ヘッド部分を上方に持ち上げると電源が入る仕組みです。

ステップ 2

内部にある発光部の向きを、前方から上方まで回転させることができます。

※ Aマウントはα57、EマウントはNEX-F3の例。機種によって操作方法が異なります。詳しくは、ご使用の機種の取り扱い説明書をご覧ください

カメラと被写体の距離

※作例写真の撮影条件

あまり高くない、できたら白い天井がベストです。被写体までは1?2mくらいでためしてみましょう。

撮影してみよう

フラッシュバウンス撮影は反射する場所が必要なので、天井のある場所もしくは壁が必要です。白い天井が反射率も高いので効果が期待できます。またあまり高い天井だと光が減衰して効果が減ります。ここでは室内で影の出方を見てみましょう。

◇ 天井バウンス撮影 ◇

フラッシュHVL-F43AM」を使い天井でバウンス撮影。自然な写真になりました。また子どもの顔に立体感もあります。

◇ 内蔵フラッシュ撮影 ◇

内蔵フラッシュを直接当てると、子どもの影が顔の両側に出てしまい不自然な影です。また子どもの顔がフラットになってしまいました。

直接のフラッシュだと被写体の下側に黒い影が強く出ます。バウンスすれば無くなることを体験してください。またフラッシュの光を横の壁でバウンスさせ片方からの光を演出する方法もなど使い方はいろいろあります。まずは天井を使ったバウンス撮影からマスターしましょう。