パッとした印象で良いと感じるのではなく、時間をかけてじっと見ているなかで、あれ、これは被写体に対してすごく向き合っているな、ということがわかってくる作品です。作者が雪のなかでこの花を見つけた喜びが伝わってきます。突出して面白い被写体でもないですし、雪の降った日常的な景色なのですが、よく見ると、とても美しく花たちが雪のなかにあります、余白を生かした構図で、哀愁や寂しさが伝わってきます。雪の景色を静かに優しく切り取った、この作者の心に惹かれました。(山本まりこ)
この人もたぶん静かな心を持ってシャッターを押されたのではないかと思います。本当に雪の上の景色がきれいなグラデーションになっていて美しいなと思いました。だれか、二人ぐらいが歩いた跡なのかな。朝か夕方かはわかりませんが、とてもはかない、切ない、見る人にそういう気持を抱かせるような作品です。見たときに心がフッと動いて、言葉が浮かんでくる写真って素敵だなと思います。この写真にもそれがあるなと思いました。(山本まりこ)
これは本当にお花を美しく撮られているなと思います。玉ボケもキレイだし、色もちょっとマゼンタをかぶらせて撮っていて、女子が見たら心ときめく作品になっているので選びました。とってもかわいらしく撮れているなと思います。(山本まりこ)