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審査員:清家 道子、舞山 秀一、山本 まりこ
記念プレート、ソニーポイント(¥30,000分)、500bean
モデル:SONY ILCE-9 拡大表示
審査員選評(清家氏による代表コメント)
まるで美術品を見ているかのような美しさと安定感のある作品です。赤と黒の際立った対比は視線を釘付けにし、心に残りました。生き物の被写体はありふれていますが、自分の視点で「これだ」と思ったものをじっくりと捉え、自分なりに写真を追い込んで撮影している。そんな情熱を感じました。光の捉え方も良いですね。また背景の黒に対してフラミンゴの羽の色合いが美しく出るように抑え気味に露光しているのも正解でした。αならではの精密描写は羽の一本一本をまるで手で触れるごとく描き出されています。二匹のフラミンゴがハートを描くようなシルエットになるのをじっと待っていたのか、それともその瞬間にたまたま出会えたのか分かりませんが、作者はフラミンゴを造形と捉え、作品に仕上げたのは見事です。シンプルに捉えればどんなものでも写真として成立するのだと教えてくれる、そんな作品だと思いました。
審査員選評(清家氏による代表コメント)
まるで美術品を見ているかのような美しさと安定感のある作品です。
赤と黒の際立った対比は視線を釘付けにし、心に残りました。生き物の被写体はありふれていますが、自分の視点で「これだ」と思ったものをじっくりと捉え、自分なりに写真を追い込んで撮影している。そんな情熱を感じました。
光の捉え方も良いですね。また背景の黒に対してフラミンゴの羽の色合いが美しく出るように抑え気味に露光しているのも正解でした。αならではの精密描写は羽の一本一本をまるで手で触れるごとく描き出されています。
二匹のフラミンゴがハートを描くようなシルエットになるのをじっと待っていたのか、それともその瞬間にたまたま出会えたのか分かりませんが、作者はフラミンゴを造形と捉え、作品に仕上げたのは見事です。
シンプルに捉えればどんなものでも写真として成立するのだと教えてくれる、そんな作品だと思いました。