◆見た瞬間に心が温まる写真ですね。そこにあるだけでみんなが幸せになる、それが写真の原点じゃないかと思います。ピントがどこに合っているとか、そういう技術の前に、大切なことだと改めて感じさせてくれました。(山本まりこ)
◆想像するに、自分の食事は終わっていて、家族の食べ物を狙っているんでしょうね。一家の愛すべき存在であることが伝わってくる写真です。(福田健太郎)
◆苔むした森。うっそうとして湿潤な森のなかに光が注ぐ場面を、見事に表しています。この光の線が出たのは偶然かも知れませんが、それを活かした撮影者の狙いが充分に伝わってきます。スポット的に光が当たっている苔を画面にわかりやすく置いたのも成功しています。這いつくばるようにして撮ったことでいつもと違う森の姿が見える、その視線の豊かさも感じます。全体をもう少しだけ暗めに仕上げるとより良いんじゃないかなと思いました。(福田健太郎)
ピントも甘いしブレもありますが、「心が動いた瞬間」というテーマを考えたとき、ブレがなくき…
2才になった息子。好き嫌いもなく何でも一生懸命食べてくれます。そんな食事中にひじきがいい位…
気持ちの良い空の下、娘がスマイル! 菜の花もスマイル! それを撮影した私も妻もスマイル! 最高の…
森で私によく似た樹に出会いました^^はじめて森にひとりで飛びこんだときの感動は今でも鮮明に覚…
季節は冬ですが頑張って咲いていました。夕暮れのゴージャスさと寂しさが合わさって、なんとも言…
1月3日我孫子市手賀沼で撮影、残念ながら天候が悪くご覧の通り。
乳歯が抜けて大人の歯が生え揃いました。
ワイキキビーチにて。結婚式前日に改めて、「Will you marry me?」。
初めて見たモノレールに目が釘付けでした。乗ってみたいな、ちょっと怖いな・・・と言う表情です。
千葉県印旛沼の朝日です。多くのカメラマン、カメラ女子が日の出を撮り終えて帰る中、色々試して…
普段の生活で草花に心を動かされることは、正直言ってあまりない。だけどこのときは、なぜだかわ…
あんまり起きないので、イタズラしてみました。フラットな岩壁なので登りにくいとのことです。
昨年はいやなことがたくさんありました。昨秋奈良へ旅行、大仏様にお会いしました。心が安らぐ一…
クリスマスの朝、新雪の中をディスクを追いかけ疾走するボーダーコリー。
すこし年の離れた弟ができてとても、にぎやかです
走るのが大好きな息子です。
初日の出が思ったように撮れず、年明け3日目で日の出を諦めて出会えた瞬間です。
◆いい写真が多くて、今回のエントリーの基準である「3年以内」というのは、「半年」にしたほうがいいかなと思うぐらい。カメラの進歩もあって、上達する時間が昔にくらべて格段に短くなっていることを実感しました。あとは、自分のいい形、つまり必勝形をつかむといいと思います。入選した人たちは、そうした得意技をしっかりと持っている方々だったと思います。(小澤忠恭)
◆写真をはじめて3年というのは、すごく楽しい時期だと思います。その喜びのなかで撮っているという気持ちが現れた作品が多かったですね。一歩引いて静観するんじゃなくて、「これを撮りたいんだ」と攻めている。素晴らしいことだと思います。(福田健太郎)
◆写真に凝り始めると、撮影技術に凝ったりレタッチを覚えたりどんどん作り込まれ過ぎたりしてしまうんですが、そういうものがなく、すごくピュアな写真が多くて見ごたえがありました。これからもこの初心者のころの気持ち、楽しさを 大切にしていってほしいと思います。(山本まりこ)
審査員講評
◆深みのある撮りかただと思う。ちょっと屈託のある瞬間。小さい子どもというのは、自分の思いを言葉にしきれないところがあって、心の底に思っていることがかすかに顔に出たりするんです。それは写真の特質とよく似ていて、言葉で表せないから撮る。人を撮る面白さはそこにあります。写真としては、顔を真ん中に置くと日の丸写真と言われたりするので、たいていは目線の先を開けるんですが、これはセオリーとは逆に目線の先を詰めていることで、緊迫感が出ています。いい反応で撮っていますね。じっとしている子どものほうが撮る側の反応力を問われるんです。それから、この目のフォーカスのきれいさと、後ろのぼけ。まさにαのレンズの特長がよく活かされています。これが私がαをずっと使っている理由でもあります。(小澤忠恭)
◆文句なくいい写真です。写真に表れている透明感。心を惹きつけるものがあります。いい光のなかで撮っていますね。作者にとってもこの少女にとっても、大切な一枚になると思います。(福田健太郎)