2025/10/1710:52
ブッポウソウのことは知りませんでした。
雛たちにとっては悲惨ですが、鳥を愛する者にとっても将来の撮影の機会を失う残念な話ですね。
初めてコアジサシの営巣地に撮影に行ったとき、立ち入り制限ロープの外側から撮影していたのですが、子育て中のコアジサシが何度も威嚇してきました。白い帽子をかぶっていた数人を狙っていたようです。私は向かってくるコアジサシに負けまいと正面から撮影し、その写真に撮影状況のコメント付けてSNSに投稿しましたら、ある方から「雛を守ろうとして威嚇してきたら、カメラを引いてその場から撤退するのが良識ある行動だ」と注意を受けました。人間の決めたボーダーラインと鳥たちのボーダーラインは違うのだと教えられました。
コアジサシは絶滅危惧種で、その保全のために環境省は平成26年に「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」を出しています。その中の一項目にカメラマンの悪影響が指摘されていました。
その内容はブッポウソウの件を連想させる内容です。
文が長くなるので「コアジサシ繁殖地の保全・配慮指針」の内容詳細はネット検索で出てきますのでご一読ください。
写真撮影に夢中になり、自己欲求の虜になり、良識や常識を失ってる人もいます。
また、知識不足によるトラブル発生もありますよね。
注意する駅員と口論し罵声を浴びせる。(SNSで頻繁にでてくる)
イエロードクターと花とのコラボ撮影のため、公園で花を愛でる来客者に「どけろ」と怒鳴る。(TVやSNSで)
彼岸花の生息域に立ち入り、再生不能にしてしまう。(花を愛する方がSNSで実際の状況を流し、注意喚起中)
係員さんらが何か月もかけて整備した花壇に三脚の足を突っ込んで撮影。注意したら逆切れされケンカになったことも。(佐倉ふるさと広場での私の体験)
知床で川で魚を捕るクマをカメラマンがとり囲み撮影。市の職員が必死に撤退するよう要請するが、止まない連写音。おまけに「おまえらが帰れ」との罵声。結果クマは駆除され、市の職員はこの結果は人間のせいだと涙ながらに訴えていた。(TVで放映)
悲しいですよね。
撮影のため生き物たちの生存を脅かしたり、他人に迷惑をかける行為はやめましょうよ。
少なくともαcafeの仲間たちは。
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