まず完成写真です。
こんなシチュエーションで、、、って構想(というか妄想ですね…)はありましたが、さすがに無理がありますね。
場所は京都の円山公園の一番大きなしだれ桜の前です。
少し調べてもみましたが、京都市周辺では光害の影響で散光星雲が写るような写真は100%無理みたいです。
と言う訳で撮影でできないことはレタッチで!
元写真です。
構想はイメージできていたので、それっぽく撮った何枚かの一枚です。
周囲は若干明るさが残るマジックアワーのような感じ。
桜はライトアップされているものの、垣根を挟んで手前は真っ暗。
子供を入れることを考えるとSSはそれほど落とせず、少しでも桜を見せる為にF8、ISO3200です。
レンズは中古で1万円のミノルタ旧24mm…
あとはα99を信じてシャッターを切るのみ!
まずはLightroomでノイズを徹底的に消しました。
お陰で桜のディテールは無残なことになっていますが、後々ソフト効果を付けるので、ま、いっかくらいの気持ちで…
やっぱり手前と奥の露出差がひどいですね…
Lightroomでもがんばれば手前と奥の露出差を合わせることもできますが、ここは一つPhotoshopの出番ということで…
データをPhotoshopへ。
人物、垣根、桜、空、という風にレイヤーを分けました。これでそれぞれの明るさを個別に調整します。
切り抜きは丁寧に…
明るさ調整も極端にやると不自然になるので、少しずつ変えて様子を見るようにした方がいいと思います。
これでOKかな、と思ったら、その日は早く寝て、次の日にもう一度見てみましょう。
私の場合、ん?こんなだっけ?は日常茶飯事です(笑)
今回のメインの星になります。
が、実は前々回の光の線で紹介したブラシと同じです。
星のブラシを探してきましょう。
色んなパターンがある方がいいですね~
色々選んで、明るさや大きさを変えながらペタペタしましょう。
気を付けなければいけないのは星を作るレイヤーの位置です。
当然空より上桜や人物よりも下になります。
できた星のレイヤーを複製して、30pxでガウスボカシをかけ、スクリーンモードで合成。
今まで紹介したのを覚えている方がいたら嬉しいな~、そうです王道のソフトフィルター効果です。
本当の星景写真でも星を輝かせる為にソフトフィルターを使ったりしますが、レタッチでも同じです。
弱弱しかった星を輝かせましょう~
何だかんだと今まで紹介してきた手法を組み合わせただけなんですが、やっぱりキモはブラシの使いどころになると思います。
というわけで、最後におまけとして、ブラシを使った効果をもう一つ。
はい、霧です。
こんなブラシもあるんですね~
上手く使うと色々な作品に仕上がると思いますんで、ぜひぜひお試しください!
bravo!数
bravo! さらに
bravo! bravo! 済