- ーα7R IVの解像感を愛着のあるレンズで楽しめる
- 「Sonnar T* 135mm F1.8 ZA」の描写力は今のEマウントレンズにも負けていないことを伝えたくて、F5.6まで絞って撮ってみました。このレンズはぼけの美しさが際立っていますが、風景を撮っても美しく仕上げることができます。山の上から撮影した夕日が沈み行く風景ですが、奥は雲がかかって影になっていて、さらに太陽付近にも雲があって隙間から細い光が横向きに差し込んでいます。逆光に近く、日暮れの薄暗い時間帯なので、レンズにとってはかなり厳しい状況です。このようなシーンでは変なフレアが出たり、フォーカスが合わせづらかったりしますが、収差もなく、ピントも迷わずに合わせてくれました。(αUniverseより引用)
- ーマウントアダプター「LA-EA5」によって見出せる価値
- 私が知っている時代から見れば、最新のレンズは信じられないくらい細密です。「ここまで写るの?」と思うくらいで、フィルムのころとは比べものになりません。当時、レンズはそこまでの解像度を求められていませんでした。ただ、ぼけ味は今でも美しく普遍的なものです。そうなると初期の秀作レンズの価値が見出される。その価値を新たな境地へと導いてくれるのが「LA-EA5」です。今でもこういった製品をリリースすることで、長く育んできた歴史を大事にしているメーカーの思いを感じます。「このレンズが好きだから」「この味が好きだから」という思いが古いレンズにはありますから。そんな愛着のあるレンズを使い、最新のカメラで楽に美しく表現できることは多くのαユーザーに喜びを与えますね。(αUniverseより引用)