OPEN COMPETITION TRANSPORT DEPARTMENT

審査員:山下 大祐

金 賞

記念プレート、
ソニーポイント(50,000円分)、500bean

「日常からの出航」puraten10さん

モデル:SONY ILCE-7M2  拡大表示

「日常からの出航」puraten10さん

金賞の王冠審査員選評

即決で決まりました。ほとんど陸地で、ビルが立ち並び、その下を行き交う車。「乗り物部門」ですけれど、車の写真ではないんですよね。奥のずっと先の、消失点の先に見えている船。これこそが主役なんですね。主役に目がいく構図の作り方、遠近感の見せ方というのも非常に上手ですね。また、時間の選び方、色の作り方というのもマッチしてると思います。

銀 賞

記念プレート、
ソニーポイント(40,000円分)、300bean

「ねらいうち」らくがきぼうやさん

モデル:SONY ILCA-99M2  拡大表示

「ねらいうち」らくがきぼうやさん

銀賞の王冠審査員選評

鉄道に対して多かったのが飛行機です。民間機が多かったかもしれないですね。その中でもこの写真に目が留まったのは、背景とのギャップ感といいますか。後ろは結構どんよりとした厚い雲が立ち込めているような、そういう背景の中に陽の当たった飛行機が置かれているというユーモアさがかなりこの作品を際立てているような気がします。「ねらいうち」というタイトルなので、ここに飛行機がピタッとおさまっているところを狙い撃ったのかなと思ったのですが、若干流し撮りしているような感じに見えるんですね。背景が若干ブレているということです。おそらく追いながら撮ったんだろうなと。じゃあ「ねらいうち」って何なんだろうなと。下に写っている、あえて写したホテルとの対比なのかなと解釈しました。同じ長細いものが2つ、空の背景に映り込み、陽が当たっている。それが非常に良かったと思います。強いてですよ? 強いていうなら下にチラチラ見えているものは要らなかったかなというのもあります。

銅 賞

記念プレート、
ソニーポイント(20,000円分)、200bean

「一番列車」midimaさん

モデル:SONY ILCE-6000  拡大表示

「一番列車」midimaさん

銅賞の王冠審査員選評

たくさんある鉄道写真のなかでも1番目立っていたというか、秀でていましたね。このローカル線、ディーゼルカーが走ってるような非電化のローカル線なんですけれども、早朝に奥に霧が立ち込めている風景とともに非常に印象的に写していますね。この狙いがもともとあってこの場所、この時間、列車の時間とにらめっこしながら立たれたんだろうなというのも感じ取ることができます。色の作り方、黒と黄色の世界の作り方が、この時間帯とマッチする、無理のない色だなと思いました。スッと入ってくる印象的な作品でした。

OPEN COMPETITION TRANSPORT DEPARTMENT -NOMINATE-