JR名寄駅近く、北国博物館の敷地内に保存されている「キマロキ編成」。
ここはかつて存在していた名寄本線のルート跡にあたります。
横から見ると実に堂々とした姿。機関車+マックレー車+ロータリー車+機関車、それぞれの頭文字をとって「キマロキ編成」と呼ばれていたそうです。
先頭の機関車、9600形59601。
「キューロク」の愛称で、旧式ながら全国どこでも見られた機関車です。
国鉄の蒸気機関車で最後まで使用されていたのもこの9600形でした。
マックレー車、キ911。線路際の雪の壁を崩し、雪をロータリー車に導きます。
キ911を前方から。ロータリー車へと雪を導くマックレー車の機能がよく分かります。
ロータリーのアップ。
マックレー車とロータリー車は特殊な連結器で繋がれています。
ロータリー車、キ604。
ロータリーを動かすための蒸気機関を収めるため巨大な車体となっています。
蒸気機関車同様の炭水車も特徴的です。
後方の機関車、D51 398。
「デゴイチ」と呼ばれ、9600同様全国で見られた機関車です。
最後尾の車掌車、ヨ4456。
実際の運用では最後尾に車掌車を連結し、保線要員などを便乗させることが多かったそうです。
なので車掌車も含めての保存となっています。
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