ここには「何もない」があります――
全4回にわたり連載してきたいすみ鉄道のプチ旅、
今回でひとまず最終回です。
西畑駅を出た上り列車は、15分ほどで「小谷松」駅に到着。
駅前に小さな神社がたたずむ、静かな場所です。
ホームからすぐの階段を昇ると、神社の境内では
地元の子供たちが元気に遊んでいました。
次は反対の12:40発下り線で「総元」駅へ。
お昼を少し過ぎたので、駅に着いたところで
大原駅で買っておいた駅弁を開封します。
地元ゆかりの戦国武将・本田忠勝にちなんだ「忠勝弁当」!!
カツが大きい豪華仕様で、ソースも2つ付き。食べごたえ満点です。
駅で食べる駅弁・・・旅のささやかな楽しみですね!
食べ終わったあとは、総元駅をのんびり散策しながら列車を待ちます。
田園に囲まれた、ゆったりとした風景。
待ち時間に一緒になった、ピクニックにきたご家族から
「この辺りは湧き水が美味しいんです。それでご飯を炊いたり
パスタを茹でたりしたら、それだけでご馳走ですよ。」
と教えて頂きました。
そして13:38、本日最後の目的地「新田野」駅に到着。
朝の出発から約6時間半、全駅めぐりが完了しました!
ここもご覧の通り、見事に”何もない”駅です。
でもきっと、それがこの路線の魅力なんですよね。
ちなみに今回の1枚目は、出発前の朝にここで撮りました。
水をたたえた水田と爽やかな空気、風に揺れる菜の花・・・
千葉県の小さなローカル線ですが、まだ行ったことのない方に
すこしでも興味を持って頂ければ嬉しいです。
みんな、お土産には「い鉄揚げ」をよろしくね!(娘より)
bravo!数
bravo! さらに
bravo! bravo! 済