まず応募作品から。
今回は悔しいことにテーマ発表後に、テーマに沿った写真が思うように撮れず(さらにα99は入院…)、泣く泣く蔵出しとなりました。
ポイントは見てわかる通りソフト効果とクロスフィルター効果です。
ソフト効果は毎回紹介しているガウスボカシですので、興味のある方は過去の作品をご参照ください。
レイヤー構成は簡単そのもの!
ソフト用のレイヤーとクロスフィルター用のレイヤー2枚を重ねるだけ!
クロス効果も以前のシャボン玉で紹介していますが、実は今回は違ってTopaz Start EffectsというPhotoshopのプラグインを使っています。
今一歩不自然な感じは否めませんが、以前に紹介した方法よりはちゃんとクロスフィルターっぽくはなります。
操作も比較的簡単です。
せっかくなので、以前のシャボン玉で使った、お手製のクロス効果と比較してみましょう。
まずは光源となる箇所の切り出しですが、今回はちょっと変わった方法を紹介します。
まず、画像を白黒の2階調にします。
操作は簡単で、メニューのレイヤー→新規調整レイヤーから2階調化を選びます。
この調整レイヤーの設定で黒の部分、白の部分を自由に設定できます。
2階調化で光源となる部分を白くするのですが、どうしても余分な部分ができるので、そこは後で黒で塗りつぶせばいいです。
今回の場合、空や人物は光源にはならないので消しました。
ここまでくれば後は簡単、自動選択ツールで白の部分だけ切り取ってあげればOKです。
(もしくは黒の部分を選択して削除する)
さて、取りだした光源のレイヤーを3枚複製して、その内の1枚に、こんな感じで移動ボカシをかけてみましょう。
クロスっぽく斜めにします。
※背景は本当は透明ですが、わかりやすく見せるため、黒くしています。
もう一枚は反対の角度でこんな感じ。
移動量を同じにしてもいいですし、変えてみるのも面白いと思います。
※背景は本当は透明ですが、わかりやすく見せるため、黒くしています。
この3枚のレイヤーを重ねるとこんな感じです。
※背景は本当は透明ですが、わかりやすく見せるため、黒くしています。
最後に元写真の上に合わせてみましょう。
どうです?急遽作ったので、細かいところまで調整していないですが、1枚目と比べるとやっぱり見劣りしますよね…
まぁちゃんとクロスフィルターを装着すればいいんですが、この程度の光源ではクロス効果は出にくいんで、こういった見せ方はレタッチのなせる技ですね!
せっかくなのでTopaz Start Effectsを使った作例をもう一つ。
先日、無事8歳の誕生日をむかえました~
いかにもクロス!って感じの写真を選びましたが、こんな感じで6本クロスもお手の物!
その他にもクロスの本数は自由に選べますし、フレア効果を出したりもできるんで、興味のある方は検索してみてください~
bravo!数
bravo! さらに
bravo! bravo! 済