まず、完成写真から。
テーマから木漏れ日の中、輝く飛沫の中、シャボン玉の中、という構想を持って撮影に臨みました。
結果的にはシャボン玉になりましたが、シャボン玉自体は発光するものではないので、明暗差で光を表現しようと思い、木陰で撮影しました。
背景は不要なので、レンズは望遠です。
撮って出しの状態です。
えへへ、正方形のトリミングは始めから狙ったものじゃなく、やむなくそうなったんです。
お分かりのように子供の位置や、不要な背景を排除しようと思うと必然的に正方形になってしまいました。
もっと始めから構図を意識して撮影できれば、、、と思うんですが、好き勝手に動く子供相手にはまだまだ修行が足らないです…
Lightroomでトリミング・ノイズ除去・色調整し、Photoshopへ連携。
まず背景を沈ませたいので、背景だけ切り取って暗くしました。
Photoshopはついついフィルターやレイヤーばかりに目が行ってしまいますが、私的には最も重要で最も完成度に差が出るのは範囲選択による切り抜きの精度だと思います。
これをできるだけ丁寧に扱うと出来上がりに俄然差が出てくると思います!
次に以前にも紹介したソフトフォーカス効果です。
ガウスボカシ30pxでスクリーン合成不透明度30%です。
※この画面ではわかりやすいように不透明度は100%にしています。
これで全体の柔らかい雰囲気を出しました。
ここからがマル秘テクニックです(って大げさなものじゃないです)
シャボンにクロスフィルターが掛かっているように見えますよね?
前述の通り、シャボンは発光しないのでクロスフィルターの効果が出ることはないです。
これを疑似的に作り出します。
まずはシャボンを切り取り、別のレイヤーにします。
次にシャボンのレイヤーをコピーして2つにし、1つを45度傾けた移動ボカシ(移動量200px)、もう1つを-45度傾けた移動ボカシ(移動量200px)をかけ、それぞれをスクリーン合成。
この時の不透明度はお好みですが、今回は70%です。
このような感じで45度ずつ傾いたクロスの模様になります。
さらにこのクロスにソフト効果を与えで全てスクリーン合成。
最後に全体の色味を調整して完成です!
ここまでで仕上げるとこんな感じになります。
これでも良かったんですが、もっと光の中にいるイメージが欲しかったので、モノクロにしました。
モノクロの変換では、緑の情報を優先的に黒に近づけるようにすることで、背景だけを暗くしています。
bravo!数
bravo! さらに
bravo! bravo! 済