まず完成作品です。
元々はSSを落として勉強風景を狙いましたが、被写体全体がブレてしまうので、NG。
というわけで手だけブレさすよう、レタッチで行こうと決めました。
はじめにPhotshop Elementsでのレイヤー構成です。
場合によってはレイヤーが数十枚に及ぶこともありますが、今回は単純な加工なので4枚のレイヤーと2枚の調整レイヤーを使っています。
一番下が無加工の画像になります。
基本はこれを残したまま処理を重ねて行きます。
下から二番目のレイヤーです。
30ピクセルでガウスボカシをかけます。
これを不透明度30%で「スクリーン」のモードで重ねます。
こうすることでソフトフォーカスの効果が得られます。
困った時は30px、不透明度を上下させることで効果を強くも弱くもできます。
Lightroomの明瞭度でソフト効果を与えるよりも明るく印象的なソフト効果が与えられます。
下から三番目、人物を除いた部分のレイヤーです。(白い部分は実際には透明です)
実は綺麗に切り抜くのが一番大変です(笑)
これも30pxでガウスボカシをかけます。
これを「オーバーレイ」のモード、不透明度70%で重ねます。
こうすることでソフト効果で弱くなったコントラストを付け、陰影を引き締めます。
さらにこのレイヤーにのみ色相・彩度の調整レイヤーを使って色合いを調整しました。
最後に手の部分を移動ボカシを使ってブレたようにします。(これも白い部分は透明)
このレイヤーは「通常」モード、不透明度80%で重ねます。
移動ボカシの強さ、不透明度で、ブレを大きくも小さくもできます。
最後に全体にレンズフィルター(青)をかけて、色調を統一します。
調整レイヤーは、全てのレイヤーに適用する方法と、個別のレイヤーのみに適用する方法があるのを気を付けてください。
bravo!数
bravo! さらに
bravo! bravo! 済