撮影手順
料理ができるまでのストーリーをフィーチャーしてみて！
気持ちを込めて調理しているということを知るだけで、より料理が美味しそうに見えます。完成した料理だけでなく、調理中の手元に注目した撮影をすることで深みの増す作品群に。この写真は、茶葉がしっかりポット内で動き回って、より美味しくなるように、あえて高いところからお湯を落としているシーン。熱湯がたっぷり入った重たいやかんを掲げる力強さと、小ぶりなポットに狙いを定めて注ぐ繊細さが凝縮された一枚です。
「手」と「食材」「器」が接する瞬間を狙って
丁寧に真剣に作業する瞬間の、感情をのせた手元を撮影してみて。手が食材や料理、器に接した時がシャッターチャンス！ぬか床に野菜をひと切れずつ、ぐいぐい漬け込んでいく様子。野菜が隠れるか隠れないかのタイミングを狙って、指が伸びて力が込められた一瞬を切り取って。
料理の成り行きに興味をもって、次に来るその瞬間を予測して
料理に興味をもって、「この動作の次はあの動作をするはず」と予測しながらシャッターチャンスを狙って。慣れてくると、先回りしてカメラを構えることも可能。ガスコンロでチーズトーストを作る時は、チーズを乗せる作業に時間がかかると知っているので、しっかり構えてシャッターチャンスを待ちます。予測することで、人物と料理がかぶっていない角度から、チーズを乗せた瞬間を狙って撮影できます。
ポイント
丁寧に慎重に、気持ちを込めて作業する瞬間には、きれいな手姿（てすがた）が現れます。窓辺にあるガスコンロは陽当たりがよく、明るくきれいな写真を撮りやすくて好きです。おうちで綺麗な光が入る場所があるはずなので探してみて。
撮影設定
70mm、F2.8、1/80秒、ISO1600
※カバー写真
撮影機材
カメラ：α7 IV
レンズ：FE 24-70mm F2.8 GM
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Sony | Alpha Cafe Recipe (JP)(@alphacaferecipebysony.jp) •
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