撮影手順
- 撮る建物の中で「ここは必ず入れたい！」という部分を決めておく。今回の例だと、ミナレット（尖塔）や左下のボーダー柄のような部分は必ず入れたかった部分。
- 下から煽りつつ、レンズをズームする。①の部分が入りつつ被写体の人物とのバランスがちょうどよいところにズーム値を調整する。
※自分的ベスト角度を探す時は、中腰になったりしゃがんだり、さらにカメラを下げてもっと地面に近づけたりすると調整しやすい。 - お気に入りの角度が決まったら撮影。
ポイント
人気の観光スポットは、どうしても柵や人混みなど余計なものが入ってしまいがち。ズームレンズの望遠側を使って寄っていくことで不要なものを切り取ると、非日常感を演出できます。また、ズームで寄ることでぼけのあるワンランク上の一枚に仕上がります。「ここだけは必ず入れたい」部分があると、画角を決めやすく、他は切り取っても一番伝えたい魅力はしっかりおさえられます。
被写体の人物が切れてしまったり、建物とのバランスが撮りづらかったりする場合は、下から煽ることで人物の背が高く写り、建物もしっかり入るバランスの良い画角にしやすくなります。
また下から煽ることで迫力も出て、より非日常感のある写真になる効果も。下から撮る場合は、顔の写りが悪くなりがちなので、後ろ向きで建物を見上げているように立ってもらうと、簡単に脱マンネリな写真になるのでおすすめ。
撮影設定
42mm、F4.0、1/200秒、ISO200
撮影機材
カメラ：α7 IV
レンズ：FE 24-105mm F4 G OSS
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Sony | Alpha Cafe Recipe (JP)(@alphacaferecipebysony.jp) •
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