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Category | Outdoor

こんな時はどっちで撮る?
ズームと単焦点レンズの使い分け

Creator Yuto

撮影手順

<ズームレンズ>

初めての場所や立ち入りが限られた場所での撮影
自然の中では単焦点レンズだと、どうしようもない場面に多く遭遇します。特に、初見の場所では想像よりも足場が悪かったり、立入禁止の場所があったりするので、ズームレンズが必須です。木々が生い茂る密度や、空や山道などの被写体のバランスを、ズームレンズを使って整えて撮るのが最適です。

素早くベストな構図を探りたい時
ズームレンズを使うと、最適な構図を作りやすく、同じ被写体や場所でも、バリエーションカットをレンズを替えずにたくさん撮影できます。リフレクションや、朝日夕焼けの風景など、限られた条件でないと撮影できないシーンで、構図を試行錯誤したい時でもシャッターチャンスを逃しません。

<単焦点レンズ>

被写体を際立たせた写真
被写体を際立たせたい時は、前景や背景がぼけやすい単焦点レンズを使って撮影すると効果的です。ズームレンズは、ぼけ感がやや弱いので、柔らかいぼけを得ることが難しい場合があります。背景にある建物や提灯もはっきり写っているとゴチャゴチャした印象の写真になってしまうので、単焦点レンズを使いF値を小さくしてぼけさせることで目を引く写真に!

マジックアワーや夜の撮影
マジックアワーや夜など、撮影環境が暗い時は、明るい(F値が小さい)単焦点レンズを使って撮影を。F値が小さいとより多くの光を取り込むことができるため、シャッタースピードやISO感度を抑えることができます。手ブレやノイズを軽減できるので、手持ちでも綺麗に撮影できます。

ポイント

ズームレンズは、レンズを交換しなくて幅広いシーンに対応できるので、初見の場所に行く時、撮影場所が固定される場合などに便利です。単焦点レンズは、前景や背景がきれいにぼけるので被写体を際立たせたい時に使いたいレンズです。また、マジックアワーや夜など、暗い場所での手持ち撮影にオススメです。

撮影設定

  1. 24mm、F5.6、1/60秒、ISO800
  2. 27mm、F13.0、1/60秒、ISO100
  3. 85mm、F2.8、1/125秒、ISO100
  4. 24mm、F2.2、1/125秒、ISO100

撮影機材

カメラ:VLOGCAM ZV-E1
レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS、FE 85mm F1.8、FE 24mm F1.4 GM

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Sony | Alpha Cafe Recipe (JP)(@alphacaferecipebysony.jp) • Instagram写真と動画