撮影手順
いつもの光景に潜んでいる美しい瞬間や小さな発見を捉えて
同じ場所でも視点・高さ・構図を変えると全く違う写真が撮れます！歩き慣れた散歩道、いつもの光景に潜んでいる美しい瞬間や小さな発見をしたら、立ち止まってみて。広い車道の両端に等間隔で並ぶ街灯と影に着目し、立ち止まったままカメラを構えて、露出や構図を微調整して撮影。街灯と影のリズムが奥行きを生み、流れを感じさせる写真に。
カメラの高さ、角度を変えて
この写真はローポジションで撮影。しゃがんで低い視点にすることで、道の奥行きに吸い込まれるような構図に。カメラと地面が平行になるようにして、真正面に向けて道をまっすぐ奥へ伸ばすイメージで構図を整えると◎。
向く方向を変える
歩いてきた道を振り返って撮影すると、時間の流れに逆行しているように感じます。そんな思いを写真にのせて、一本の道を「時」に見立てる構図に。遠くに見える人物が、写真にひと味を加えるアクセントになりました。撮る方向を変えると、光の向きも変わります。逆光気味になる時は、露出を調整して白飛びに注意して撮影すると◎。
ポイント
同じ立ち位置でも、視点・構図・高さを変えるだけでまったく違う写真が撮れます。しゃがむ・目線を上げる・振り向くなど、“その場を掘る”感覚で撮影するのがコツ。
撮影設定
- 35mm、F2.8、1/640秒、ISO100
- 35mm、F4.0、1/500秒、ISO100
- 35mm、F5.6、1/500秒、ISO100
撮影機材
カメラ：α7C II
レンズ：FE 35mm F1.4 GM
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Sony | Alpha Cafe Recipe (JP)(@alphacaferecipebysony.jp) •
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