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ポートレートフォトコンテスト2025 結果発表 結果発表
応募

審査員講評

審査員 魚住 誠一さん (写真家)

ポートレートと単純にジャンル分けをしても、さまざまな作品が応募されてきてました。1点、1点、じっくりと見せていただき魚住の気持ちに残った作品を選ばせていただきました。人の成長を撮った作品。モデルとの信頼関係がうかがえる作品。シンプルなほど、写真は伝わります。テクニック以外にどう見えているか?どう表現をしたいか?その辺りも注意深く見て2025年ポートレートを。力作が多いコンテストになりました。

ゲスト審査員講評

『PASHA STYLE』の表紙画像
ゲスト審査員 大森 和幸さん (ooxo) PASHA STYLE編集長 / 写真家

たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。
皆さまの大切な瞬間を、たくさん共有していただけたことを心より嬉しく思います。

中でも、家族とのひとときを捉えた写真が特に多く寄せられた印象です。
皆さんが日々、家族との時間をとても大切にされていることが、作品を通じて強く伝わってきました。

同時に、写真が持つ力やその奥深さを、改めて感じさせられる機会ともなりました。

今回、PASHA STYLEとして参加させていただいたからには、そうした想いや背景も含めて、選定に臨ませていただきました。

大賞
ソニーポイント 50,000円分

審査員講評(魚住 誠一さん)
カメラマンがこうしたい。それに応えるモデル。関係性が問われる作品です。撮影の時間帯を含めやや乱暴的な条件ですがそこが今回はプラスになりました。女の子の持っている何か?が写真に見事に写り出されています。写真は撮れますが、そこが写らないとダメなんですね。リアリティがある作品は時間を超えてきます。シンプルに行きましょう。

PASHA STYLE特別賞
ソニーポイント 30,000円分

審査員講評(大森 和幸さん)
独特の色調が織りなす世界観には、どこか幻想的でありながらも、現実の温もりが感じられました。
その中にそっと置かれた子どもの表情は、演出を感じさせないほど自然で、それでいてしっかりと作り込まれた作品としての完成度の高さが際立っていました。

子どもが見つめるその先に、何があるのか。
静かに語りかけてくるような視線に引き込まれ、ページをめくる手を止めて、しばらく見入ってしまうような力がありました。

見る人の心に、言葉にならない余韻と感情を残してくれる一枚でした。

αユーザー賞
ソニーポイント 30,000円分

審査員講評(魚住 誠一さん)
家族写真のいいところは写真で嘘がつきにくいところです。その年のその季節がロケだと見事に反映されます。ヤラセや演出が少ないのもいいです。10年後、20年後に見て懐かしさとそこの場所の空気感が蘇る。この作品は宝物になりますね。

入選
ソニーポイント 1,500円分

~ 魚住誠一氏に聞く ~
ポートレート撮影におすすめのレンズ

~ FE 50-150mm F2 GM ~
ポートレートにおける最も美味しい焦点距離をカバーした大口径ズームですから、これ1本あればカメラマンの思いを叶えてくれるレンズが万を期して出てきたと思いました。それでいてロケからスタジオまで、どんな条件にも対応する今までなかった焦点距離と明るさ特に開放F2の150mmでの描写力は魅力的ですし、ポートレートにおける新しい表現が可能になる1本です。
~ FE 28-70mm F2 GM ~
逆光のシーンでのポートレートは、空気感が今までの大口径ズームよりシャープで立体感がある絵に仕上がります。街中でのストリートポートレートでは、28mmの広角からのスタートが魚住の肉眼で見えている世界観に近く”特に両目で見ている感じ”そして単焦点並みの描写力とF2の明るさも相まって手放せないです。
このレンズの魅力は、高スペックのわりに小さく軽いレンズ。そして最短距離。なんと言っても背景にハイライトを入れたポートレートでの立体的な階調と空気感。女性ポートレートでの微かな色気があるところがお気に入りですね。
α7R V, FE 28-70mm F2 GM, 68mm,F2.5,1/125秒,ISO400

PASHA STYLEとは

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