ソニーマーケティング主催MONTHLY OPEN PHOTO CONTEST【結果発表】月例オープンフォトコンテスト 第30回
第30回
自由部門、テーマ部門【テーマ:憩い】
月例オープンフォトコンテスト第30回目の入賞者が決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。
素晴らしい入賞作品の数々をぜひご覧ください。
第30回(2023年5月度)募集部門
審査員
審査員
高橋 良典
プロフィール1970年奈良県生まれ。奈良県在住。高校の頃から写真家を志し、卒業後に上京。奈良を一旦離れるが、東京での暮らしの中で改めて奈良の魅力に気づく。「自分が生まれ育った奈良を写真に残し、その魅力を数多くの人に知って欲しい」との想いから、生まれ故郷の奈良に戻り、大阪のフォトライブラリーで勤務する傍ら、撮影に励む。2000年よりフリーの写真家として独立し、写真事務所「フォト春日」を設立。風景写真作品をカレンダー、ポスター等へ提供。また、写真雑誌や出版物への写真提供及び原稿執筆を行う。奈良県の撮影とともにライフワークとして国内各地にて自然の織りなす旋律をテーマに撮影に取り組んでいる。
自由部門
最優秀賞
「真夜中の山城」
応募者名:kinokobellさん
審査員講評山城を上るライトの光跡が入ることでミステリアスさがより強まりました。しっかりと描かれた雲のトーンが不気味さを演出し、まるで目に見えない何かが潜んでいるような気配を感じます。その世界観に引き込まれる作品です。
テーマ部門【テーマ「憩い」】
最優秀賞
「サザエさん一家+孫娘」
応募者名:hasekotoさん
審査員講評サザエさん一家の人形が並ぶ中、同化するように立つ女の子。真正面から正対し整然と作画したことで何かシュールさを感じさせる作品に仕上がっています。タイトルにもうひと工夫あれば作品の印象がさらに高まるでしょう。
優秀賞
審査員講評表情、しぐさ、視線。それらがナチュラルで写真から笑い声と笑顔が溢れてきそうです。やや明るめの露出が作品の雰囲気にマッチしていますね。
審査員講評建物に正対して、前後の柱が重ならないようにカメラ位置を丁寧に調整。桜と共にリズム感を作っています。ガラスへの柔らかな映り込みが春っぽさを醸しています。
審査員講評何気ない自然なシーンがシャッターチャンス!よく逃さず写し止めましたね。ネモフィラをほのかにぼかすことでほのぼのとした作品となりました。
入選
自由部門
審査員コメント
まさに滝雲!なかなか出会ない状況ですが的確な露出で映える朝日の色がよく表現できています。
審査員アドバイス画面上部、空の面積がやや狭いと感じました。頂上部分が天を衝くような印象とするため空の配分を減らすこともあるのですが、もう少しカメラを上側に振り、空を広めにした方が風景に広がりが感じられたでしょう。
テーマ部門【テーマ「憩い」】
審査員コメント
霧に覆われた幻想的な情景。無風の映り込みが早朝の静けさを伝えています。
審査員アドバイス鳥の頭に被写体ブレが見受けられます。すべてが止まっている必要はないのですが、もう少し止まっている鳥が多い方が良いと感じました。薄暗い時間帯の撮影でシャッタースピードが遅いと推測されますがISOを調節するなどしてもう少し速いシャッターが切れるとなお良かったでしょう。