ソニーマーケティング主催MONTHLY OPEN PHOTO CONTEST
【結果発表】月例オープンフォトコンテスト 第26回
第26回
自由部門、テーマ部門【テーマ:希望】
月例オープンフォトコンテスト第26回目の入賞者が決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。
素晴らしい入賞作品の数々をぜひご覧ください。
第26回(2023年1月度)募集部門
審査員

審査員
萩原 れいこ
プロフィール沖縄県出身。学生時代にカメラ片手に海外を放浪。後に日本の風景写真に魅了されていく。隔月刊「風景写真」の若手風景写真家育成プロジェクトにより、長野県志賀高原
石の湯ロッジでの写真修行を経て独立。中西敏貴、萩原史郎、萩原俊哉に師事する。志賀高原や嬬恋村、沖縄県をメインフィールドとして活動中。撮影のほか、写真誌への執筆、セミナーや撮影会講師なども行う。2021年、全国各地にて個展「Heart of
Nature」「Baby’s~森の赤ちゃん~」を開催。著書は「美しい風景写真のマイルール」(インプレス)、「風景写真まるわかり教室」(玄光社)など。
自由部門
最優秀賞
「紅葉狩り」
応募者名:なおちんさん
審査員講評極上の光と色に魅せられました。渓谷に光が射す時間を狙い、主人公を逆光で輝かせています。紅葉のグラデーションが美しく、煌めく髪やスカートも魅力的ですね。嬉しそうな表情も良く、紅葉狩りにウキウキと向かう高揚感が伝わってくるようです。
優秀賞
審査員講評とてもユーモラスでドキッとしました。化粧をした顔がお面のようで、リアルとフィクションが交錯する面白さがあります。大胆で迫力のある構図に敬服です。
審査員講評霜が降りた枝先がキラキラと煌めく中、最後の輝きを放つ鮮烈な赤い葉が印象的です。右上の余白も晩秋の余韻を感じさせて、味わい深い作品です。
審査員講評三人の表情がとても可愛らしく、つい顔がほころびました。全体に拡散した光が柔らかく、懐かしい雰囲気を演出しています。おチビちゃんのみかんが大きく見えますね。
テーマ部門【テーマ「希望」】
最優秀賞
「希望の輝き」
応募者名:ポーリアンさん
審査員講評ロウバイでしょうか、花びらが光を浴びて黄金色に輝き、みずみずしい生命力にあふれています。力強い太陽の光にエネルギーを感じ、虹色の光彩が神秘的な輝きを添えています。まさに生命の「希望」を象徴する素晴らしい作品です。
優秀賞
審査員講評命を宿したお腹が真っ白な優しい光に包まれ、母と子の希望を感じます。とても丁寧に撮影されていて、宝物を愛おしむ気持ちも伝わってきます。
審査員講評年老いたふたりに流れる優しい時間。どことなく深い愛情を感じて、胸に深く染み入ります。枯れた鉢植えに残る葉が、希望を象徴しているようです。
審査員講評雨の日もお参りするなんて、きっと毎日参拝している人なのでしょう。深々と頭を下げる姿が心に響きます。まるで神様が見守っているような視点が新鮮です。
入選
自由部門
審査員コメント
幼鳥の眠そうな表情や生毛が可愛らしく、低い位置からの撮影がお見事です。
審査員アドバイス背景を大きくボカすことで、ストレートに鳥の魅力を伝える作品です。もう一つの表現方法として、少し小さめに主役を配置し、少しだけ絞り込んで背景をほんのり見せることで、鳥の住む世界を物語ってみるのも良いでしょう。
テーマ部門【テーマ「希望」】
審査員コメント
ふんわりとした後ボケやレタッチが幻想的で、優しさが心に響く作品です。
審査員アドバイス主人公が健気な白い花なので、視線を奪ってしまう右上と左上の白いボケは画面から外すとよいでしょう。ズーミングしたり横位置にしたりして、緑色の背景で統一すると素敵です。どうしても入る場合は、1:1の比率も良いでしょう。