ソニーマーケティング主催MONTHLY OPEN PHOTO CONTEST
【結果発表】月例オープンフォトコンテスト 第23回
第23回
自由部門、テーマ部門【テーマ:彩り】
月例オープンフォトコンテスト第23回目の入賞者が決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。
素晴らしい入賞作品の数々をぜひご覧ください。
第23回(2022年10月度)募集部門
審査員

審査員
山田 芳文
プロフィール写真家。「100種類の鳥よりも1種類を100回」をモットーに野鳥を撮り続ける。野鳥の周囲の風景も大きく取り入れた鳥がいる風景写真をライフワークとする。『SONY α6600 基本&応用撮影ガイド』(技術評論社)、『写真は「構図」でよくなる!すぐに上達する厳選のテクニック23』(エムディエヌコーポレーション)、『やまがら ちょこちょこ』(文一総合出版)など著書多数。最新刊は『SONY α7Ⅳ 完全活用マニュアル』(技術評論社)。
自由部門
最優秀賞
「納涼~水の靴下~」
応募者名:ゆーたそさん
審査員講評見た瞬間、波の靴下だ!と思いました。タイトルを見ると、「納涼〜水の靴下〜」とありました。撮り手が伝えたい内容が見る側に伝わった瞬間です。「見る人に何を伝えるのか」と「どのように伝えるのか」は今も昔も変わらぬ、写真でいちばん大切なことであることを再認識させてくれる素敵な作品です。画面上の濃いグリーンも効果的です。
優秀賞
テーマ部門【テーマ「彩り」】
最優秀賞
「新しい朝に彩りを添えて」
応募者名:kinokobellさん
審査員講評テーマを理解された上で、気をてらわずにオーソドックスに画面をまとめられています。近年ありがちな被写体のインパクトだけに頼った写真とは正反対の画面の隅々まで行き届いた素晴らしい作品です。大きく展開しても耐えられる、むしろその方が活きてくる写真ですので、大きなプリントでも見てみたいと思いました。
優秀賞
審査員講評カメラの高さとカメラ位置から主役までの距離が絶妙なので、画面手前の鉛筆が歪まず、写真の物語にすっと入っていくことができます。右手前の前ボケだけが残念です。この処理を適切にすれば、てっぺんが獲れた作品です。
審査員講評風鈴の作品はたくさんご応募いただきましたが、この作品はピント位置があいまいではないため、写し止めているにもかかわらず、風がこちらに伝わってきました。彩りも上品です。
審査員講評意図のないブレぼけやピンぼけが命取りとなってしまう生き物の写真ですが、この作品は目にビシッとピントがきて、ブレていません。彩りもナチュラルで上品なため、目がチカチカせず、長い時間鑑賞することができます。
入選
自由部門
審査員コメント
決定的な瞬間を逃さずに写し止めることができました。
審査員アドバイス背景が煩雑なのが残念です。撮影前に十分に観察をすることで、「次」が読めるようになります。次が予測できれば「事が起こる前」にカメラポジションを事前に決定して、狙って撮ることができます。結果、すっきりとした背景で撮影できるようになります。
テーマ部門【テーマ「彩り」】
審査員コメント
縦位置とライティングとコブハクチョウの面積配分で成功した彩り豊かな作品です。
審査員アドバイスたくさんの人がカメラを向けている有名撮影地で撮影されているため、どうしても既視感があります。画面をさばくスキルは十分にお持ちですので、ご自身で見つけた被写体もたくさん撮影してみてください。そうすることで、独自性のある素敵な作品がたくさん撮れると思います。