ソニーマーケティング主催MONTHLY OPEN PHOTO CONTEST【結果発表】月例オープンフォトコンテスト 第22回
第22回
自由部門、テーマ部門【テーマ:活気】
月例オープンフォトコンテスト第22回目の入賞者が決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。
素晴らしい入賞作品の数々をぜひご覧ください。
第22回(2022年9月度)募集部門
審査員
審査員
山田 芳文
プロフィール「100種類の鳥よりも1種類を100回」をモットーに野鳥を撮り続ける。撮った写真はカメラ雑誌やバードウォッチングの専門誌、自然保護団体の会報誌などで発表。ライフワークは鳥がいる風景写真。著書に『写真は「構図」でよくなる!すぐに上達する厳選のテクニック23』(エムディエヌコーポレーション)、『野鳥撮影術』(日本カメラ社)がある。『カレンダー2019 鳥たちと日本の美しい風景』(山と渓谷社)などのカレンダー写真を毎年手がけている。
自由部門
最優秀賞
「僕たちの特別な日」
応募者名:Mike Ise (がしお)さん
審査員講評撮影するためにつくられた表情には見えず、3人の表情がナチュラルで、とてもほほえましい作品です。画面右手前に大人の手があることで、写真を読む時に想像が膨らんでいきます。
優秀賞
審査員講評シャッタースピードを遅くすることで、葉がブレて、タイトル通り涼風を感じることができます。やり過ぎ感のない素晴らしい作品で、長い時間見ていると、心にゆっくりと染みこんでいきます。
審査員講評何が写っているか(鳥の種類)は大切ですが、どのように写っているか(写真の内容性)はもっと大切です、ということをこの写真は教えてくれています。
審査員講評タイトルにあるように、まるでカニの群れに見えるようなテーブルとイスをデザイン的に切り取った着眼点が良かったと思います。
テーマ部門【テーマ「活気」】
最優秀賞
「厄落としの夜」
応募者名:hisaesannさん
審査員講評的確なカメラポジションから撮影したことで、2人の位置関係が良好になっています。また、撮影距離とレンズの焦点距離も絶妙で、画面の隅々まで行き届いた作品になりました。シャドウ部を無理に持ち上げていないので、活気がより伝わりました。
優秀賞
審査員講評炎系の作品はたくさんご応募いただきましたが、部分切り取りはこの作品だけでした。適切な配分で切り取りされているので、想像が膨らむ秀逸な作品になっています。
審査員講評広めの画角で撮影することで、たくさんのジェット風船が写っています。適切なタイミングでシャッターをきったので、飛んでいるジェット風船の配置バランスも絶妙です。
審査員講評俯瞰気味で撮ることで、たくさん人がいることが伝わりました。シャッタースピードを遅くすることで、躍動感が出て、活気のある作品となりました。
入選
自由部門
審査員コメント
画面構成が少し散漫で、正直、ギリギリの入選ですが、着眼点は素晴らしいです。結果の検証後、機会があればもう1度撮影に行って見てください。次回はきっと最優秀賞級の作品が撮影できるかと思います。
審査員アドバイスもう少し寄りで撮る(画面左のスポットライトがあたっているところをフレームアウトする)ことで、いちばん伝えたいところに写真を見る人の視線が誘導されやすくなります。
テーマ部門【テーマ「活気」】
審査員コメント
橋の上の見物人を画面に取り入れたことで、状況がよりわかりやすくなりました。
審査員アドバイス画面左上の体が半分だけ写っている見物人と画面中央左の指だけ写っている人はフレームアウトした方がいいように思います。画面の隅々まで行き届いた写真を撮るために、撮影前に観察してみるのもひとつの方法です。