ソニーマーケティング主催 MONTHLY OPEN PHOTO CONTEST
【結果発表】月例オープンフォトコンテスト 第13回
第13回
自由部門、テーマ部門【テーマ「冬の訪れ」】
月例オープンフォトコンテスト第13回目の入賞者が決定いたしました。
たくさんのご応募をいただき、まことにありがとうございました。
素晴らしい入賞作品の数々をぜひご覧ください。
第13回(2021年12月度)募集部門
審査員

審査員
井上 浩輝
プロフィール1979年札幌市生まれ。札幌南高校、新潟大学卒業、東北学院大学法務研究科修了後、北海道に戻り、風景写真の撮影を開始。次第にキタキツネを中心に動物がいる美しい風景を追いかけるようになり、2016年に米誌「National Geographic」の『TRAVEL PHOTOGRAPHER OF THE YEAR 2016』のネイチャー部門において、日本人初の1位を獲得。自然と人間社会のかかわりへの疑問に端を発した「A Wild Fox Chase」というキタキツネを追った作品群を制作、発表してきた。
自由部門
最優秀賞
「佇む白鷺」
応募者名:あぎとろさん
審査員講評いつも優美にしている姫路城が現代の街明かりの中で佇んでいる様子がとても素敵です。構図中の左右の視線誘導が上下の暗部によって生まれていてその左右に歴史が置かれている点、それをこ16:9という横長に上手く切り取られている点、とても素晴らしいです。最優秀賞、おめでとうございます。
優秀賞
審査員講評あぁ、楽しい瞬間ですね!錦秋の森の中でお日様を浴びながら全力のジャンプ。背景をボカしすぎないところ、枝ぶりが下がっているところをうまく画面の左に配置しているあたりが上手いです。お腹にちょっと親近感を感じてしまいました。
審査員講評かっこいいです。こういった暗いところに明るいライトがあるシーンの撮影は難しいものですが、臨場感たっぷりにしっとり写されています。
審査員講評どきっとする一枚です。背景の暗部処理とハイライトの有様がとてもよく、赤い瞳に吸い込まれます。大きなディスプレイやプリントで楽しんでみたい一枚です。
テーマ部門【テーマ「冬の訪れ」】
最優秀賞
「雪はおいしいの?」
応募者名:ハポンさん
審査員講評そうそう、雪が降りはじめる頃にやりますよね。お姉ちゃんの表情も、がんばる弟の表情も素敵です。右上の雪玉ボケがうまく入っていることで立体感が写真の中に生まれたことが、いまにも写真が動き出しそうな雰囲気を作り出しているのでしょう。素敵な作品を応募いただき、ありがとうございます。最優秀賞、おめでとうございます。
優秀賞
審査員講評今年も冬とともに飛んできましたね。背景に冬山を入れているところが素敵ですし、そのシルエットとハクチョウたちの線形が重なっているのがまた素敵です。
審査員講評冬が近づいて鹿せんべいをくれるお客さんが減ってしまったのでしょうか。ごわごわの冬毛になってきた彼がじっとここで待っている様にじわじわきます。いい瞬間ですね。
審査員講評雪粒が見える雪の表現も、赤い色の使い方も素敵です。じっと見ていると、今にも動き出しそうな雰囲気がこの作品にはつまっているように感じます。
入選
自由部門
審査員コメント
ちょっとレアキャラな(井上にとっては)コゲラ。いいところにいましたね。どんな身体をしているのかよく見えます。
審査員アドバイス周辺減光がない方が素敵かもしれません。また、ほんの少し中央寄り(目を左右の中心線上寄り)にコゲラを持ってくると構図が落ち着くと思います。
テーマ部門【テーマ「冬の訪れ」】
審査員コメント
楽しい冬の夜がはじまる雰囲気が作品からじわり伝わってきます。
審査員アドバイス写真の現像や編集時に車内のハイライト部分をもう少し落とすともっともっといい感じになると思います。撮影時にグラデーションフィルターなどを使うのも良さそうです。