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ソニーオープンフォトコン 航空機フォトコンテスト2019 結果発表

ソニーオープンフォトコン 航空機フォトコンテスト2019 結果発表

航空機フォトコンテスト2019へたいへん多くのご応募いただき、ありがとうございました。
厳正な審査の結果入賞作品が決定いたしました。審査結果をここに発表いたします。
募集ページ・コンテスト概要はこちら

JUDGE REVIEW

航空写真家:伊藤 久巳(Hisami Ito)

航空写真家

伊藤 久巳

Hisami Ito

飛行機写真の要素は「綺麗」または「迫力」のどちらかに集約されると思います。今回も入選作品はもとより、応募作品すべては目の前の飛行機シーンに感動し、シャッターが切られ、綺麗な作品、迫力ある作品としてご応募いただきました。
選ぶ側としましては作品一枚一枚の「綺麗さ」「迫力」と対峙する楽しい時間でしたが、多くの秀作の中から決められた枚数を選ばなければならない苦しさもありました。今年の応募作品の傾向としまして、昨年よりも「迫力」側の作品が増えました。
それは、かつて一眼レフの独壇場だった「高速で飛ぶ飛行機の迫力の切り取り」というものが、ミラーレス一眼でも可能になった成果でもあると思っています。
多くの感動を作者の皆さまと共有させていただいたことに感謝いたします。
ありがとうございました。

写真家:佐々木 豊(Yutaka Sasaki)

写真家

佐々木 豊

Yutaka Sasaki

今回はご応募ありがとうございました。入選された方々おめでとうございます!!
皆様の力作を見させていただきコンテストを忘れて見入ってしまいました。さてコンテストではたくさんの作品の中から良い作品をセレクトしていきますが、まずは目に留まること、目立つことが大切です。
それはやはり完成度が高い作品であったり、今まで見たことのないような斬新な作品であったり様々ですが、ご自身の思い入れや苦労はなかなか第三者には伝わらないものです。それよりもその写真のどこに作品性があるかが重要です。
コロナウイルスの影響で撮影ができない状況が続いていますが、こういう時間を使って様々な写真などを見て撮影イメージを作ってみてはいかがでしょうか。

大 賞

ソニーポイント 50,000円分

「太陽にほえろ!」おもち13さん

「太陽にほえろ!」

応募者名:おもち13さん

審査員講評(伊藤 久巳氏)

ブルーインパルスのT-4が、スモークオン、印象的な背面飛行のまま太陽へと接近していきます。機体の太陽に対する位置、スモークの角度、太陽の切り方がすばらしく、逆光の陽光にスモークがキラキラと光る様がアクセントになりました。
この作品の特筆すべきところは、機体が太陽へ突入するところを撮るというコンテをあらかじめ描き、5番機と6番機の交差シーンを捨て、最初からこの構図を狙ったところです。太陽を撮影するためには思いっきり露出を絞らなければならないのです。
もちろん、そこではハイライト部の白飛びに相当強いαのセンサーがとても有効だったことは言うまでもありません。
ただ、太陽の撮影は目や撮影機材を痛める危険性も隣り合わせのため、十分気をつけていただきますようお願いします。

旅客機 賞

ソニーポイント 30,000円分

「Ready for takeoff」大野 創一朗さん

「Ready for takeoff」

応募者名:大野 創一朗さん

審査員講評(佐々木 豊氏)

まず第一印象、雪をかぶった山々と飛行機のバランスが良く、壮大な飛行機+風景の作品で非常に美しい。
しかも飛行機の存在がきちっと主張されていて、主題と副題がバランスよく表現されていると思いました。
飛行機撮影はどうしても飛行機中心に構図を作ってしまうところがあります。しかしこの作品はバックの残雪の蔵王の山々にもちゃんと存在感を持たせて撮影されています。
データを見ると3月の撮影と言うことはまだ気温は低い時期ではありますが、この日差しだと陽炎の影響が出てしまいます。
特に遠景のシーンは厳しいですが、朝早い時間帯だったのも良い結果につながったと思います。

戦闘機 賞

ソニーポイント 30,000円分

「低空侵攻」野口 洋さん

「低空侵攻」

応募者名:野口 洋さん

審査員講評(伊藤 久巳氏)

アメリカ、デスバレーの谷間を行く米空軍のF-16Cを見事に追い切りました。反逆光の光線が機体を強そうに見せていますし、その機体に対する露出もすばらしいです。
バレーを通過する戦闘機を上から見下ろして撮影するここは、どうしても長めの望遠レンズが必要となりますが、戦闘機たちはここを音速に近いエアスピードで通過していきます。時速に換算すると800キロ程度は有に出ているのです。
そんなスピードが飛ぶ、全長20メートル足らずの戦闘機を追いかけるのですから、その望遠レンズの扱いにも思いっきり慣熟していなければなりません。この作品はその上に成り立ったものなのです。
さらにいえば、そのスピードに対して1/500程度のシャッターで動感たっぷりに捉えている点もポイントが高いといえましょう。

αユーザー賞

ソニーポイント 30,000円分

「厳寒のアプローチ」NAOKIさん

「厳寒のアプローチ」

応募者名:NAOKIさん

審査員講評(佐々木 豊氏)

めちゃくちゃ良い天気ですね。奥の大雪山系の山々もしっかり見えています。
周囲の木々も克明に描写されていて、全体に立体感が感じられます。立体感を表現するにはハード面の性能も必要です。解像度、諧調、これらが無ければいくら条件が良くても表現しきれません。
この作品は天候の好条件とαシステムの高い性能と作者の感性と努力とが高次元で融合した作品だと思います。この時期の旭川は冷えればマイナス20度を超えることがあると思います。寒さの中での撮影は撮影ポイントへのアクセスも含めていろいろ大変ですよね。
狙っていてもなかなか撮れない美しいシーンが表現されていると思います。

乗りものニュース賞

ソニーポイント 30,000円分

「彩雲の作り方」鬼屋さん

「彩雲の作り方」

応募者名:鬼屋さん

飛行機によって、大空に描き出された彩雲。見た目の美しさもありますが、吉兆とされる彩雲に包まれ、これから楽しい旅が始まりそうな、ワクワクする写真ですね。
とらえられたANAのボーイング787-8型機が、今年2020年になくなった「787ロゴ塗装機」なところも、「乗りものニュース」的にくすぐられるポイントです。
ちなみに、ANAのボーイング787-8型機は36機あり、うち22機が「787ロゴ塗装機」、2機が「サバ」と呼ばれたまた別の特別塗装機でした。

入 選

鷲は舞い降りた
「鷲は舞い降りた」
とらぴ改めニャントムさん
蒼
「蒼」
pixyさん
変形ぃぃぃ...しないぃぃぃ
「変形ぃぃぃ...しないぃぃぃ」
かめぞうさん
Departure
「Departure」
XSANZHIさん
みんな空見上げた
「みんな空見上げた」
takuya (^0^)/☆さん
Circling approach
「Circling approach」
m.sakakoshiさん
The queen in the twilight
「The queen in the twilight」
坂野 高志さん
未知の世界
「未知の世界」
Kenny Fumaさん
ベイパーを背負って
「ベイパーを背負って」
yossyさん
氷点下20℃の世界にようこそ!
「氷点下20℃の世界にようこそ!」
ゆうじさん
TAXIING
「TAXIING」
sasaki seigiさん
都会を飛ぶ
「都会を飛ぶ」
bch0220さん

大空を翔る戦闘機の勇姿をα7R IVで緻密に描く!ソニーα7R IV × 伊藤久巳

α7R IVの圧倒的な高画質、描写力で新時代飛行機撮影の幕開け!

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