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ウェブから簡単に申し込みが出来る『αcafe体験会』をご存知ですか?
“デジタル一眼カメラの基本や撮影のコツを、撮影体験を通して楽しんでいただく体験会です”と紹介されていますが、単純に「どんなことをするの?」という疑問から、「何か必要なものは?」「雰囲気はどんな感じ?」等など、はじめての参加で気になることもありますよね。そこで、実際に参加した無料の講座『はじめての一眼 ~小型デジタル一眼カメラを楽しむ~』の体験談をお届けします!

先日、α5100のパワーズームレンズキットを購入しました。けれども、説明書をじっくり読んだり、自分で調べたりする時間がなかなか取れず、まずは実際に触って体験出来ることもあり、本講座への参加を決めました。

“講座”と言っても雰囲気はカジュアル。お一人様も大歓迎!

今回の開催場所は銀座ソニービル2階。カメラ本体はもちろん、たくさんのレンズやアクセサリーが展示販売されているスペースの一角に体験会場が用意されていました。着席は開始10分前からということで、展示されている最新のカメラやレンズを試しながら様子を伺っていると、カジュアルな服装をした講師と思われる人が(実際に今回のO講師でした(笑))、体験会場内の棚におもちゃやアクセサリー、花などの雑貨をディスプレイしています。“講座”と銘打たれていたのでお堅い雰囲気を想像していたのですが、O講師も、体験会場の様子も気取らない感じがして安心しました。

開始時間が近づいて来たので着席して待っていると、続々と他の参加者もいらっしゃいました。年齢や性別もさまざま。今回はお一人での参加の方がほとんどでしたが、お友達同士らしき方が一組いて、聞いてみると以前の体験会でお知り合いになったとか。体験会に出ると、撮影テクニックだけでなく、ともにカメラを楽しむ仲間も出来るかもしれませんね。

カメラの知識もカメラも不要!? 軽い気持ちでの参加もOK

そして、いよいよ講座がスタート。まずは前方の大きなモニターを使った本講座の流れの説明があり、参加者へ所有カメラの確認と、どんな写真を撮りたいか――と言っても、難しい用語を使ったものではなく、「旅行先で風景を撮りたい」「自分で作った料理を撮りたい」「子供の写真を撮りたい」など――をO講師から尋ねられます。参加者はカメラ暦もさまざまで、ミラーレスの方もいれば、本格的な一眼をお持ちの方もいました。

今回の目標は、一眼の醍醐味とも言える“ボケ”を用途に応じて使いこなせるようになること。まずは、何のアドバイスもなく、周囲にディスプレイされた雑貨などを撮影します。正直、この時点では、「この短い時間でそんなに何かが変わるのかな?」と思っていたのですが……。

見てすぐに試せるからわかりやすい

再び席について、モニターを使った講義が始まります。そこで最初に言われたのが「使い方ではなく、撮り方を教えます」ということ。シャッタースピードとか、露出とか、知ってはいるけれど、その数字がどうなるとどんな写真が撮れるかなどはよくわかってなかったわたしは、“講座”に出ても理解できないのでは?と心配していたのですが、そんな知識は一切必要ありませんでした。

O講師がカメラの液晶画面をモニターに映し、操作しながら説明をしてくれるので、それを見ながら自分も同じ設定に合わせてみます。基本的にオート機能を使い、あとはダイヤルを回して色味や雰囲気を好みに合わせるだけ。「こんなに簡単に、こんなに雰囲気が変わるの!」と驚きの連続。少しボタン操作に手間取っていたら、すぐにアシスタントの方がフォローしてくださいました。定員10名の参加者に対して、講師が1名、アシスタントが2名の体制で、まさに手取り足取り教えていただけるので、スムーズに講座についていけます。

機能の使い方レクチャーのあとは、それを使ってどうすれば“それっぽい”写真が撮れるかを教わります。モニターを使ったビフォー・アフターを比較しながらの説明がとてもわかりやすく、被写体の配置や背景の作り方、表現したい世界観に合わせた色味の調整方法などを教えてくださいました。

その場で実践&体感でテクニックがみるみるUP

席に座っての講義が終わると、いよいよ実践! 教えて頂いたことを実際にやってみると、自分の写真が変わったことがすぐにわかりました。数十分前に「こんな短い時間でそんなに変わるのかな?」と思っていた自分に喝です(笑)。講義を始める前にO講師も「写真への接し方がまったく変わりますよ」とおっしゃっていたのですが、まさにその言葉の通り。同じ物を撮ってみても、背景の光の入り方や全体の構図などが全然違ってくるのです。さらに、実践中もさまざまなテクニックをO講師やアシスタントの方から個別に教えていただけるので、自分がやってみたかった雰囲気を具体的に伝えて表現することもできました。

また、この講座のもう一つの魅力は、自分が持っていないレンズが使えること。この日、わたしはマクロレンズと、“神レンズ”と呼ばれているレンズをお借りしたのですが、神が神である所以を自ら体感できました。背景の光が玉のようにボケる“玉ボケ”や、とろけるような雰囲気のボケ方は「おなじカメラなの?」と感じるほど。これは使い比べてみないとわからないので、このためだけに講座に参加するのもアリだなと思いました。また、予約の際にリクエストしておけば希望のレンズも用意してもらえるそうなので、気になっているレンズがある方にはさらにおススメです。

たった数十分の体験が、これからのカメラライフをより有意義に

約75分間の講座は、本当にあっという間に終わってしまいました。講座は他にも天体や動物、雑貨など、自分の興味があるものをさらに深く掘り下げるテーマ別のものや、“おでかけ”をして野外撮影会を体験できるものなどもあるので、次はそちらにも参加してみたくなりました。講座終了後、O講師に本講座に参加する心構えをお聞きしたところ「カメラは勉強するものじゃない、“楽しみたい”という気持ちだけ持っていれば十分です」と言われました。体験したあとだったので、この言葉はとても納得できました。まだ、未体験という方は、ぜひ一度、参加してみてください。“楽しみたい”気持ちならすぐに持てますよね?

最後にちょっとだけ個人的なお話を……この体験会のあとに、αcafeに写真をアップしてみたら、以前よりもbravo!の数が増えました!これも体験会の成果の一つですね。ほんの1時間程度の講座体験がこれほど自分のカメラテクニックもマインドも上げてくれるとは思ってもみなかったので、もっと早く参加しておけば良かったと後悔したくらいです。“αcafe体験会サークル”にも参加することにしました(笑)。

初心者の方からテクニックは十分という方まで、意外な気づきに驚いたり、もう一歩踏み込んだカメラとの付き合い方が出来る機会となるかもしれません。無料の講座もたくさんあるので、ぜひ一度体験してみてください!

体験会参加前の作品

体験会参加後の作品

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