旅行に出かけて、印象に残った風景や、季節によって移り変わる自然の表情をもっときれいに残したいですよね。ここで基本を学んで、風景の撮影に磨きをかけましょう。
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風景撮影では、まず自分が感じたままの視点でテーマを考えて撮影してみましょう。広い範囲をワイドに撮影したり、景色を「切り取る」感覚で狭い範囲を撮ったり。無限の選択肢のなかから自分なりの範囲を決める作業こそが、風景写真撮影の楽しさなのです。
この写真は目の前に広がる花畑の風景から、一部分だけを切り取って撮影していますね。一部分に絞ったことで、早春の彩りが強調される写真になっていると思います。また、望遠レンズで遠くの山並みも入れたことで、奥行き感が出ていますね。
広角で撮影
ひとつの風景でも、風景の撮り方には数え切れないバリエーションがあります。ダイナミックに広い範囲を写し取るのもOK。視点を絞って風景の一部分だけを大胆に撮ってみるのもいいですね。風景のなかで、特にイイ！と思うのはどこでしょうか。自分の目でよく見て、これがイイ！と思う範囲を自由に選んで、撮ってみてください。
広角で撮影
ズームレンズをいちばん広角側にして、広い範囲を撮影。風景の見たままの広がり感をダイナミックに表すことができます。
望遠で撮影
ズームレンズを望遠側にして、コレだ！と思った範囲を撮ってみましょう。同じ風景でも「切り取りかた」であなただけの個性が出るはずです。
タテ位置で撮影
季節の雰囲気を出すために富士山だけでなく、手前の菜の花と一緒に収めてみましょう。
ヨコ位置
タテ位置
普通に構えて撮る横長の写真を「ヨコ位置」、90度傾けて撮る縦長の写真を｢タテ位置｣と言います。ヨコ位置の写真は、風景の広がりを表現するのに適しています。またタテ位置の写真は、奥行き感や高さを強調するのに向いています。自分の好みで、場合によって使い分けてみましょう。
ヨコ位置撮影
タテ位置撮影
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- テーマはあなたが感じたまま、自由に撮ることから始まります。
いろんな視点で自由に撮影してみましょう！ 
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