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?お部屋でレッスン!?“α”で学ぶデジタル一眼カメラの基礎講座

レッスン 4 動きを写し撮ってみよう
キーワード:Sモード 低速シャッター

水の流れや車のライトの軌跡など動きのあるシーンはいろいろあります。そんなシーンを躍動感あるように撮りたいと思ったときは、この「S(シャッタースピード優先)」モードを使います。

「S(シャッタースピード優先)」モードは自分で「シャッタースピード」を決めることができ、それに合わせてカメラが「絞り」を自動で決めてくれます。シャッタースピードを遅くして躍動感のある写真を撮りましょう。

このレッスンで用意する被写体

※何も無い場合はコインをヒモでつるし振り子のように揺らしても良い

おもちゃのバランスボール、振り子時計、メトロノーム、赤ちゃん用おもちゃのメリーゴーラウンド

カメラの設定

α Aマウントの場合(※)

ステップ 1

モードダイヤルを回転し、S(シャッタースピード優先)に合わせます。

液晶モニター画面も連動しています。また、機能の説明もあるので確認すると良いでしょう。

ステップ 2

コントロールダイヤルを回すと、シャッタースピードが変化します。

モニターの下部に表示されるシャッタースピードをなるべく遅くしてみましょう。1/20以下のシャッタースピードならブレが顕著に分かります。

α Eマウントの場合(※)

ステップ 1

「ソフトキーA」を押すとメニューが現れます。その中から、コントロールホイールを回転したり上下左右を押したりて画面上にある「撮影モード」を選び、 コントロールホイール中央の「ソフトキーC」を押して決定します。

コントロールホイールを回転し S(シャッタースピード優先)モードに合わせます。液晶モニター画面も連動しています。また、機能の説明もあるので確認すると良いでしょう。

ステップ 2

コントロールホイールを回転して、液晶モニターの下部に表示されるシャッタースピードを遅くしてみましょう。1/20以下のシャッタースピードならブレが顕著に分かります。

※ Aマウントはα57、EマウントはNEX-F3の例。機種によって操作方法が異なります。詳しくは、ご使用の機種の取り扱い説明書をご覧ください

カメラと被写体の距離

※作例写真の撮影条件

バランスボールは小さいので30cmぐらいまで近づいて撮りましょう。背景には黒いスーツなど暗い色の物を置くとブレの様子がよく分かります。

撮影してみよう

おもちゃのバランスボールを用意し、揺れるボールが振幅の中央付近に位置したときに撮影してみましょう。シャッタースピードを徐々に遅くして臨場感あるブレを探してみましょう。

◇ 躍動感ある動き ◇

シャッタースピード: 1/6
ブレ幅も大きくボールの動きが撮れました。

◇ 動きが無い ◇

シャッタースピード: 1/125
ブレが小さく動きが無いように見えます。

遅いシャッタースピードで動く被写体を「ブレる」ように撮ります。シャッタースピードは動く被写体のスピードによりますが、コツをつかめばすぐにできます。あまりブレすぎると何を撮ったか分からない写真になってしまいます。また、シャッター速度が遅くて手ブレしてしまう時は、三脚などでカメラを固定して撮影しましょう。